吹抜を囲むようにレイアウトされた居住スペースは、縦に伸びる「無の空間」をシンボリックに配することで、立体的な構造をより表現豊かにしました。
◎北側の道路面を意識して窓は小さく、高めに。玄関はプライバシーを意識したアプローチに。デザイン性の高い窓の配置とキュービックな外観が特徴的です。
◎家族が集まれる大きなダイニングテーブルは奥行きを最大限に有効活用し、その先は上床でゆっくりとくつろげる立体的な仕様に。
◎吹抜で縦のつながりを重視したことで光が届き、声が行き渡ります。あえて間仕切りを設けず、縦横の関係性を強くすることで、家族の気配を感じられるような空間利用です。